政権とは...。
新たな政権や改造内閣が発足するたびに、期待感を示してきた。
政策や言動に筋が通っているならば、だ。特定政党に肩入れしたり、逆にハナから嫌気を表明したことはない。
麻生太郎首相の内閣にも期待し、エールを送り続けた。
麻生内閣が9月24日に発足して、はや2カ月。この2カ月で国際情勢は特に経済の観点から、外見的には大きく様変わりした。
前福田内閣に続いて、国民に信を問うていない内閣。早期の衆院解散総選挙に打って出るという、事前の観測とは異なり「景気が一番」を標榜して、ここまで来た。
参院での与野党逆転というねじれ現象の中、政権運営は大変なものだろう。福田前首相はそれで折れてしまった。「あなたとは違うんです」と言い放って...。
ことは急を要するのではなかったのか。そのための「景気が一番」だったのではなかろうか。
麻生首相の外交日程は年末まで切れ目なく続くという。当面、衆院の解散総選挙は念頭になさそうだ。
国民の最大の関心事は「誰が首相」かではなく、「今夜の献立」だ。麻生首相の“国民目線”からは、何が見えるのだろうか。
2008年11月18日
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