2010年06月07日

管新政権に対する国民の目

昨年夏の衆院選で与党の立場を明け渡した自公政権時代、最後は1年ごとに総理が変わったのは記憶に新しい。衆議院と参議院のねじれ現象により、かなり厳しい政権運営を強いられたとはいえ、何とも無責任な感が否めなかった。

総理が変わるごとに「看板の付け替え」「国民の信を問え」「国民をばかにしている」と厳しく批判していた政党があった。夏の衆院選で念願だった政権の座をつかんだ民主党だ。

1年ごとに総理が変わるたびに、自民党は国民の信頼を失ってきた。それが先の衆院選で民主党が大躍進した1つの要因だったことは疑いようがない。

それを批判していた民主党が同じことを繰り返している。目に見えて下がっていく支持率、世論に抗しきれなかったのだろう。参院選をにらみ、現体制では政権を維持できないという判断も働いたのかもしれない。

何しろ、衆参のねじれ現象の中で、野党とはいえ、参院で過半数を抑えることができれば、何ができるかを民主党は体験しているのだ。衆院の優位性があるものの、政権に対する揺さぶりはできるし、立法の際などは再度衆院で可決するためには3分の2の議席が必要になる。

管直人氏が新たな民主党の代表、新たな総理となった。組閣が進むが、名前が取り上げられている政治家の顔ぶれをみると、国民受けする政治家を多く起用し、支持を集めたい考えがにじんでいるように思える。

公開事業仕訳など、民主党を中心とした連立政権下で国民サイドに立った新たな政治を目指したという成果、実績は率直に評価したい。しかし、長年、野党の立場にあり、与党としての政治家、個人個人の言葉の重みを忘れていた一面も感じる。

管新政権には感心できるような政権になってほしいと心から願う。鳩山政権のような安定感のない政権運営では国際社会から相手にされない。

独立開業
posted by t.writer at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月24日

迅速な口蹄疫対策と農家支援を!

宮崎県で発生した家畜の伝染病、口蹄疫はえびの市で終息調査が始まったものの、全体では拡大が収まりきれていない。家畜農家が、生活を共にしながら大切に育てて来た牛や豚。今や殺処分を待つ運命からは逃れられない。

記者時代、鳥インフルエンザが発生し、取材にあたった。「被害拡大を防ぐために」と自分に言い聞かせるように取材に応じてくれた養鶏業者の無念の表情を今でも忘れることができない。

宮崎は国内有数の大畜産県。特に牛の繁殖、子牛の生産は多く、全国各地の有名ブランド牛も元をただせば宮崎生まれの牛が多くいる。

今回はその繁殖には欠かせない種牛、しかもエース、エース級の6頭を含む55頭の種牛の殺処分を農林水産省から求められている。国は東国原知事が希望している特例は認めない方針のもよう。

どの産地でも種牛は重要で、賞を受賞するような優秀な牛は、父が同じ牛の異母兄弟ということが多い。そのため、民官が協力し合いながらより良質な種牛の開発に努力する。畜産農家はもちろん、担当した行政職員も悔しい気持ちでいっぱいだろう。

子牛が供給できないとなると、有名ブランド牛を肥育する地域にも影響が出る。国が早急に本格的な対策に乗り出さなければ、口蹄疫拡大への対応はひとまず乗り越えたものの、宮崎県、畜産農家の被害はこれから甚大なものになる。



ポケットバンク★30日間無利息!
posted by t.writer at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月21日

韓国哨戒艦沈没事件 国際社会は毅然とした対応を!

今年3月に起きた韓国の哨戒艦の沈没事件で、米英などの専門家も参加した韓国軍と民間の合同調査団が、沈没の原因を「北朝鮮の魚雷による攻撃」と断定。韓国の李明博大統領が断固足る措置を取ることを明言し、北朝鮮が「戦争局面とみなす」と発信するなど朝鮮半島が緊張している。

北朝鮮が攻撃した理由として、昨年11月におきた南北艦艇銃撃戦で敗北したことへの報復、軍の威信回復、軍事的優位を得ようとしたとの報道がなされている。

核開発問題、ミサイル発射問題などで、ただでさえ国際的に孤立しつつある北朝鮮は大きなリスクを被ることになる行動に出たのだろうか。

6カ国協議の再開にめどが立っていない現時点で、自国に優位に交渉を進める上で、この行動は理解しがたい。

ただ、北朝鮮は哨戒艦の沈没事件を「南の謀略」としており、調査結果を認めていない。北朝鮮が発信しているように戦争局面と捉え、すぐさま戦闘に突入する気があるのなら、これまでのように大々的に「戦果」を宣伝するだろう。

北朝鮮に対する国際社会の対応は、中国が鍵を握ることになることは間違いがない。調査結果が公表される前に、金正日総書記が中国を訪問したのもこの問題にまつわる何かの意図が見え隠れする。

いずれにしても北朝鮮の行動に左右されず、日本を含めた国際社会は足並みをそろえて毅然とした対応をしなければならない。

発言が常にぶれる鳩山首相はこの時ばかりは「友愛」の精神をひとまず置いておいてほしい。


posted by t.writer at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月18日

民主連立政権、末期の様相...。

「もう」というべきか、「やはり」というべきか。

発足1年を待たずに民主党の連立政権は、政策決定など、国の根幹にかかわる問題を解決できないまま、もはや維持できなくなってきている。

沖縄県民はじめ、多くの国民をほんろうし続けた上、結局、手段と目的がすり替わってしまったように見える普天間の問題。

一向に改革できそうにない国家公務員改革。

100年に1度の経済危機に見舞われ、可及的速やかな措置が必要な財政・経済問題すら、ことの重大さとは裏腹に連立政権が抱える諸問題に比べると影が薄くなる。

いったい日本をどんな国にしたいのだろう。理念・信念がこの内閣からは見えてこない。

ルール(法律)違反をしたと起訴されても職を失わない国会議員。政治と金の問題は民主党も自民党も変わらない。民主党幹事長の歩んできた道や、“師匠”を考えると当然のことなのだろう。

それにしても、ニュースで飛び交う政治にまつわる金の単位が大きすぎる。おおよそ一般市民の理解をはるかに超えている。

国民の政治不信は極限にきつつある。そのうち、子どもたちにとって「恥ずかしい職業」「なりたくない職業」の1位が「政治家」になってしまうかも知れない。

日常の忙しさにかまけて、ニュースや出来事を自分の言葉で語ることを1年間、サボってしまいました。

今後ともよろしくお願いいたします。


posted by t.writer at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月11日

田口さん家族が金賢姫と初対面。

田口さん家族が金賢姫元北朝鮮工作員と面会。少しでも心の前進を願う。

北朝鮮による日本人拉致被害者、田口八重子さん(失踪当時22歳)の家族が、田口さんから日本語教育を受けていたとされる大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元北朝鮮工作員と初めて面会する。

両者の希望によっての会談がようやく実現する。

田口さんの長男、飯塚耕一郎さん(32)は、いまだに自身の母のことを「田口さん」と呼ぶ。心のわだかまりのや思いの深さを感じる。拉致という手法で、無理やりに家族を引き裂き、消息も分からないようにしてしまう罪の深さに怒りを感じる。

飯塚さんのこれまでの心中はどうだったのだろう。父役だった田口さんの兄、飯塚繁雄さん(70)が父ではなく、母の兄と知った際、母が拉致被害者だと分かった時、元工作員の教育を強要されていたのを知った際...。

普通の人間だったら、受け入れることが困難なことも多かったであろう。アイデンティティの危機すらあったかも知れない。

今日の会談で、捕らわれの身とは言え、母の当時の暮らしぶりや、端々に感じる人となり、ちょっとした癖などを知ることができるかもしれない。

飯塚さんにとって、少しでも、前に進むことができる機会になってほしいと願ってやまない。
posted by t.writer at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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